《B》卵胞期のリズム

卵胞期は「目覚める」ケアを。
最も調子が良い時期です。

「生理が明けたら二度寝はいけない」のはなぜですか?

宮川先生

閉じようとしてる骨盤が二度寝でグズグズになります。
しゃきっと目覚めて、アクティブに過ごしてください。
エストロゲンの恩恵をたくさん浴びて、最高の波に乗りましょう!

目次

卵胞期は最高に調子が良い時期

生理が終わり、卵胞期に入ると身体はどんどん調子よくなってきます。
自分自身の美しさ、輝きが高まる時期です。最高に調子が良い時期です。

卵胞期のキーワードは「目覚める」です。
アクティブに活動する。引き締める。しっかり目覚めるることが大切です。
月経期にしっかり休んであとは、最高の波に乗り、積極的に過ごしましょう!

ここでは「卵胞期の身体づくり」をみていきます。

卵胞期の身体

月経期の身体のお掃除が終わると、愛情いっぱいでキラキラしたような時期が始まります。
その要因のひとつは、愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンです。このホルモンの分泌のおかげで人を愛する気持ちや守りたいという意欲が自然に高まります。

月経リズム

女性ホルモンのリズム

女性ホルモンの状態をみていきましょう。
卵胞期は女性の味方、エストロゲン(卵胞ホルモン)が大活躍します。
卵胞期はエストロゲンの分泌がどんどん増えます。この間、卵巣の中では、卵胞が成長し始め、子宮では月経期に排出した子宮内膜が新たに増殖し始めます。エストロゲンがピークに達すると、脳がその情報を受け取って司令を出し、卵胞から卵子が排出されます。これが排卵です。
妊娠するかどうかは個人の選択ですが、身体は妊娠のための準備を始めているのです。

また、エストロゲンの影響で代謝が上がり、老廃物の排出もスムーズになり、肌トラブルも少なくなります。コレステロール値も下がりダイエットにも適した時期です。
なんて素晴らしい時期でしょう!エストロゲンの恩恵をたっぷり活用して最高の波にのりましょう。


28日周期の場合

骨盤の開閉リズム

卵胞期は骨盤が「閉じていく」時期です。
卵胞期になると骨盤が少しずつ閉じ始めます。骨盤と背骨を通じて連動している頭蓋骨も閉じるので、記憶が定着しやすく、勉強や知的活動にも最適です。
卵胞期にエストロゲンの分泌がピークになると、排卵が起きます。この排卵の直前に骨盤はキュっと一気に閉まります。

ちなみに、『月経リズム』の卵胞期のほかに『目覚めと睡眠のリズム』では朝に骨盤が閉じます。『呼吸のリズム』では吸うときに、『四季のリズム』では冬に骨盤が閉じます。出産のあとも、開き切った骨盤が閉じていきまね。
いずれの場合も、骨盤が閉じることで、意識が目覚める、活動的になるというイメージですね。

卵胞期に大敵なのは二度寝の繰り返しです。朝、骨盤は閉じようとしているのに、眠ることでゆるみ、また目覚めへ向けて閉じて、またゆるむ…と繰り返していると、ぐずぐずになって骨盤の弾力がなくなってしまうのです。身体は閉じたいのです。目覚めたら、外が暗くても起き上がるくらいの気持ちで生活しましょう。

心のリズム

メンタル面では、頭蓋骨が閉じることで、物事に対する意欲が高まります。とにかく調子が良いので、仕事もプライベートも自分に自信をもって、普段なら尻込みしてしまうようなことも、積極的に「攻めモード」で過ごしましょう。

まとめ 

卵胞期は調子がよくて魅力的!

卵胞期はエストロゲンの恩恵を受けて、身体も心もいちばん安定してポジティブになれる時期です。ダラダラ過ごすより、目覚めと引き締めを意識して活動する方が、身体が調子良いはずです。
ダイエットの効果が出やすいのもこの時期です。月経期でゆるんだ骨盤や頭蓋骨を引き締めるケアをどんどんしていきましょう。

B》卵胞期(生理後〜排卵)
最も調子が良いアクティブ期。
エストロゲンの恩恵を受ける時期。愛情いっぱいでキラキラ過ごせる時期。
《骨盤:閉じていく》

だから…

自然療法でできること
「目覚める」ケア

目覚めと引き締め
エストロゲンの最高の波に乗る。アクティブに積極的に行動しましょう。
知的活動や記憶の定着もこの時期が最適です。

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